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10日のトークショー④

これは記憶に基づいてかいたものです。
??表記の部分は聞き取れなかったところです。
文言そのままに残したいので、どれだけ意味不明でもチャーミングに耐えてください。
賢人ならではの関西人特有のニュアンス、誘い笑い表現があり伝わりづらいと思われます。
間違いなどありましたらご指摘よろしくお願いします。

それではどうぞ。



賢人:だいたい僕はね、「質問は?」ってゆうときは自分が一回何を言うか考えたい時って、あの~ハハハ、何かある人?
(観客挙手する)
お、お願いします。
客:「世界一のクリスマスツリーを選ぶのになんでモミの木じゃなくてこれを選んだのか?」
賢:めちゃくちゃいい質問ありがとうございます!言うの忘れてました、そうなんですあの~まずね、皆さんクリスマスツリーってなんかこう、何が始まるきっかけで・・・風習がね始まったか、知ってるー?ってゆう人居ますか?
せっかくなんでねぇ、クリスマスなんで・・・。
あー!!知ってる!?
(幼児の観客に向かって)
知ってる?なに?知らんかった?
(幼児、適当に言ってみただけだった模様)
ちょっと弄ばれた?笑
(観客ウケる)
あの~クリスマスツリーの風習ってゆうのは、実際めちゃくちゃ調べたけど諸説あるんですね、言い切ると良くないと思うんですけどただまぁ寒い冬に特にヨーロッパ、北欧ですとかで寒い冬に、寒い冬でも葉っぱを落とさずに青々と茂ってる常緑の針葉樹、分かりますか?針葉樹ってゆう針の葉っぱって書くんですけど、針の葉っぱってゆうのはつまり例えばモミジの葉もそうだしケヤキの葉もそうでしょ、これ葉っぱが面みたいになってるやつじゃないですか
(おそらく何かの写真を指差して)
広葉樹、針葉樹ってゆうのはもう、松とか、例えば。
ま、モミの木もそうですし杉とかもそうです。
なんか針みたいになってるじゃないですかで、針葉樹、常緑、常緑ってゆうと例えば桜とか~梅とかモミジとかは春とかに葉っぱが出るけれども冬になったら葉っぱを落として落葉してしまうんです、落葉樹ってゆう。
そっれに対して常緑、つまり一年中みどり。
常緑の針葉樹をクリスマスツリーに使うのは何でかってゆったら、寒い冬でも葉っぱを落とさずに年中青々としてるのが、生命の象徴だからってゆうことで使うことになった。
で、常緑の針葉樹って言ったらいっぱいあるわけです。
ヒノキもそうですし、トショウもそうですしいっぱい色々あるわけで、そんな中で日本でメジャーなのは、クリスマスツリーってゆったらね。
じゃあヨーロッパはどうって言ったらこれ、トウヒなんですねぇ、トウヒがメジャーです。
で、じゃあ今度アメリカのほうに行くと結構色々あります。
今回のあすなろみたいにヒノキの仲間のものも、あの~レイランドヒノキもよく使われますけども、だったりとか杉の仲間、えーーー、勿論モミ・トウヒの仲間も使われてます。
つまりどうゆうことかって言ったらクリスマスツリー=モミの木ってゆうのは割と日本人っぽい、日本は結構そうゆう感じがあってですね、しかもモミの木が使われるようになったのはね実は勘違いから始まってるんですよ、知ってます?
実はね、海外から文化が入ってきたときに勘違いから入っていて、その答えはですね、僕が書いた初耳植物園ってゆう本。
東京書籍から出たんですこれ買って読んでみてください、ここに答えが入ってます
(観客ややウケ)
¥1400くらいで、ははっ笑、売ってますんであの~多分そこでも売ってるんじゃないかな
(販売ブースを指差して)
初耳植物園は、「あぁそんなこと知らなかったわ」みたいなあの~植物の小ネタ、トリビア、大人が知ってたら・・・知らなかったら恥ずかしいようなことが書かれている~あの~ネタがいっぱい書かれている本で
(観客席から「買いました」の声が)
買いました!?あー!ありがとうございます、あの人いい人です。笑
(観客ややウケ)
あとで飴ちゃんとかなんか・・・ハイ、初耳植物園で書いてます。
これでも話が長くなったんですけどそんな中で世界一のクリスマスツリーを日本で実現したい日本が本当に人工のクリスマスツリーが多くなったんで、あの~本当の木のね、風習はそこから始まったよってゆう、
だから本物の木じゃないと本当は意味がないんですよ。
みんなが綺麗ツリー、って言ってるのはプラスチックのオブジェか、金属でできた???なのか、電飾が絡まったオブジェなのか。
・・・なわけじゃないですか。
ただ、クリスマスツリーを本当に子供たちに見せてあげたいって思って。
で、じゃあ何の木がいいかなって思って日本中、旅しました。
これは、もう本当に日本中の????????してもらいました。(※おそらく、木を見せてもらいましたと言ってる気がします)
みんなもう、南は熊本から北は北海道で本当に沢山の方が探してくれてで、日本中で。
探して探して・・・5年前から。
で、その中で何個か候補が見つかったんですけど、???は、富山県氷見市に呼ばれたとき、見せてもらったとき、
「これがあすなろの木だ」ってなった時に、もうやったーってなったんですよ。
何でかって言ったらせっかく世界一のクリスマスツリーを日本で実現するなら、日本原産の常緑針葉樹がいいと思ったんです。
で、実際は日本にたっくさんヒマラヤスギとか、世界一背の高い、センペイセコイヤとか、いっぱい植えられてたんです。
実は30mを超えて割ときれいな木とかも有るはあったんです。
有るとゆうか、ま、このあすなろほど綺麗な形ではないんですけど、でもむしろ、僕は海外の植物も日本の植物と同様に、愛してますけど~、でもやっぱり日本原産の木がいいじゃないですか。
で、あすなろの木を紹介してもらって、まぁ自分でなんとか見つけた木じゃなくって、ご縁があって出会わせてもらった木。
あとこれは出会いだな~と。
で、この木完璧な形してたわけですけどで、あぁもうこれは、これだ~~ってキープして。
で、本当あすなろの木・・・すいません!本当ね10秒ぐらいの質問で20分くらい喋る、みたいな
(観客ウケる)
誰かに質問ふっといて自分の話ばっかりで本当申し訳ないんですけど、だから、あすなろの木なんですよ。
しかもあすなろの木ってゆうのがね、あの木をすぐに材木屋さんに鑑定してもらったんですよ。
どれぐらいの価値があるのかなぁーって。
そしたら60万円くらいって・・・おっ、かえるって言った?今・・・
(賢人の目の前の席の子供と会話してる。)
・・・へへへ、買えるなぁ~お父さんに買ってもらえればいいなぁ
ただまぁ、相場よりも高い値段でもちろん買い取らして頂いたんですけどやっぱりその、もしあれがヒノキの木だったらもう何百万になるらしいんです。
神社仏閣の柱とかに、まぁギリギリ使えるかちょっと若いかな~ってゆうぐらいらしいですけど、ま、皆さんが座ってる木はね、多分樹齢50年くらいかな~と、はい。
で、その端材がこのボールプール、あすなろのプールなんですよ。
(会場には木の椅子と木のボールプールが)
これもあの、じつはあすなろの木材を専門に取り扱っている加賀木材さんってゆう業者さんが僕がこの木を掘り出しているときにね、
「なんか手伝わせてくれへん?」
って、僕の昼飯たべてる現場まで来て、つきとめて、で~、何か関わりたい何か手伝わせてって言ってくれて、じゃぁ子供たちが遊べるこの案内所のところに、子供たちが遊べる場所、ちょっと休憩できるような場所のベンチとかを提供してくれたら嬉しいなって言ったら、持ってきてくれたんですよぜーんぶ無償で。
で、不思議なことにね、ほんと不思議なんですけどねぇ、
あの木ぃ持ってきたら俺、ボロクソ言われるんですけど丸太になったら何も言われないんですよ!笑
(観客ウケる)
ははははは!本当・・・不思議なもんですよね。
ま、そうゆうのも含めて今すごく楽しんでる、すごく勉強なってるし、でも逆にチャンスだなって思っていて、
いや皆からはね、僕プランツハンターって呼ばれてて、いかにも木を獲ってくる奴・・・・・木をとってくる奴なんですよ!
年間250トンの木を輸入して。
で、日本中の色んなプロジェクトに供給してます。
海外にも供給してます。
で、とってくるとゆう事は、その分植えてるとゆう事ですし、でもそんな量って大したことないんです実は。
僕よりも、いっぱい木を切ってる業種ってゆうのは、実は世の中に沢山あるわけですよ。
だから周りからするとね、僕の支援者とか、応援してくれてる方々とか、知識のある方々は、
「いやいやもっと林業の話もっとしたほうがいいよ」とか、
いっこのディベロッパーがね、開発業者さんが一本のビルを建てるってなったら、いったい何千本の木を切ってるか、とかね。
いっこの高速道路を開発しようと思ったら、いったい何千万本の木を切らないといけないのかとかね。
だから今もしかしたら、今こうゆう事で
「この木がかわいそうや」
ってゆう、実際ね、ネットでも言われてりしてるんですけど、あの~木材を扱ってる業者さんとか、???を扱ってる業者さんとか、大工さんとかは、
皆ドキドキしてるかもしれないです。
けど皆、周りはね、
「せいじゅんさん言ったほうがいいですよ」って言うんですよ。
僕なんかが・・・今回一本の木を持ってきてますけど、そんなんよりもとてつもないレベルの量を切り出してる人がいるってゆうのを世の中にいっぱい居るって言ったほうがいいんちゃう?って言われたんですけど
ま、それ言うとね・・・ちょっとダサいじゃないですか。
今はまだ・・・後から言うたほうがかっこええかな~って思って・・・って言いながら今言うてるんですけど笑笑
(観客ウケる)
でもテレビではまだあまり言わないようにしてます、だって別に普通のことなんです。
皆さんが、「あいつ木ぃ伐採しやがって!」って言っても、皆さんも直接伐採はしてないかもしれないけど、してるんです、実際。
お世話になってるんですよ。
きのう、今日使った割りばしもノートも本も、皆さん腰かけてるテーブルも椅子も、全部
植物の死体が、形を変えたもの。
ね、だからそうゆうこともね、なんか子供たちにも知ってもらいたいし、逆に大人の皆さんにもちょっと気づくきっかけになったらなぁって、あのー思ってるんですけど。
はい言うことがなかったんでまた質問受け付けます。
(観客挙手、マイクを渡される)
客:「こんにちは初めまして。あの、私はこないだの岡田君のLINELIVEでプロジェクトのことを知って、それであの、すごい面白そうと思って来たんですけども、あのー今回初めて自分でやったってことですけども、今まで自分・・・その仕事としてやってきた中で、この仕事は楽しかったな~ってゆうのがあったら教えてもらえると・・・」
賢:あー今までの仕事でですか?そうですねぇほんとに~~そうだなぁ、ほんとに変な話なんですけど、ほんとに全部楽しくって例えば街づくりいっこやるじゃないですか。2015年の時に大崎パークシティってゆう街を作ったんですけど、その時都内では一番大きな開発だったんで。
で、皆さんだったらね逆に都内で一番おっきな開発の・・・公園7つくらいできたんですけど、公園とゆうか、広場とゆうか。
で、街路樹、他も自分の計画で決めるってゆったらどんな気持ちになるか?ってゆったらね、僕なんかは自分の植えた木って自分が死んでも残るから、大変だなって重たかったんですよ。
なんかすんごく、でもたまたま特殊で都内で一番の開発で道も、幅が16mの道が出来る都内では最後の計画だって言われて、これが最後だって言われてたから、
じゃ、皆さんやったら東京の真ん中に、都心に控える幅が16mの道の街路樹、皆さんが俺やったら、もしくは奥さんが???やったら何本木ぃ植えますか?
皆さんやったらなに植えるやろ?
(幼児:苺の木!)
苺の木!!いいね~~もうそうゆうのにキュンっとなるわぁ、おっさんなってきたんかなぁ笑
俺も3歳の娘がいるんですけど、苺の木ってほんまにあるんですよ、ちなみに。
フィッシンザフォレストってゆう安藤忠雄さんとフランクゲイリーが設計したレストラン、トゥーストゥース×そら植物園ってゆうぼくらの関わってるすぐそば歩いたらあるんですけど、苺の木植えてます。正面に。
つつじの仲間ですけど、ベルみたいな綺麗な花が咲いて、おもしろいのが花と同時に実がなる、普通だと花が咲いたその後に実がなるでしょ、サクランボの花がさいてから実になる。
面白いことに苺の木は花と実が一緒になってるんですよ。
実が苺みたいに見えるから苺の木って・・・次回の街づくりの参考にさしてもらおうと思います
(観客ウケる)
苺の木はちょっと植えれなかったんですけどその時は(※大崎パークシティ開発時)ずっと考えました。
テーマをね、喧々諤々とスーパーゼネコンと言われる大手建設会社、そして品川区、開発業者であるその時は三井不動産、それからスーパー建築家、それからたくさんのオブザーバー、それからその、そこでそれをディレクションしたり、その時僕が提案したのは何並木かってゆうと、一本いっぽん違う並木にしたんです。
で、最初皆びっくりしましたよ、またわけわからんこと言いやがってって言う人も、顔もあからさまに分かったんですけど、でもなんかその、その街自体がガーデンシティを目指してたんですよ、すごい有機的な街づくりを目指していているなかで、街の街路樹ってゆうのがみんなおんなじ種類でおんなじピッチ(?)でおんなじ高さに切りそろえられてる、これも当たり前なんですけど、けど、
俺国交省とすごい仲いいから、話すんですけど、あの国交省からも結構来られてるんですけどね。
あの道路法の中に法律の中に街路樹ってゆう概念はなくって、並木の景観づくりって意味で、別に同じ種類じゃなくちゃいけないとかね、同じピッチ(?)じゃないといけないって法律は全く無いんですよ。
ただ、前に倣えってゆう事をずっとしてきただけだったんで、びっくりしてね。
で、僕からすると自然な街づくりをしようと、だからそっちのほうが不自然なわけで、色んな気が混ざり合ってて不揃いでデコボコしてるのが自然なわけで。
だから、あの~提案して。
で、最初はだれも反対してきた、ビックリしてたのが、半年後はみんな、各開発チームが僕のファンになって、ほんで何とかこれを実現しよう、で、実現したんですよ。
だからそうゆう、その時も楽しかったですね。
なんかやっぱり未来にずーっとね、なんか残っていくもんだし、みんな同じ前へならえじゃなくっていいんだってゆうのは、そうゆう思いがあって開発業者さんたちは、お父さんたちはコレ植えたんだよ~ってゆうのは、いつか伝わればいいなぁと思って。
だからそうゆう未来に繋がることとか、今回このイベントをやってるんで、イベントでこう、ドカーンとやってるってゆうイメージもちょっと出ちゃってるかもしれないけれども、やっぱり植物の仕事をやってると、もともと長いスパンで考えたり、その、端的に物事を見るんじゃなくってよぉく見ないといけないってゆうのはあって。
その質問で言うとね、ひとつはそのー・・・大崎パークシティの仕事は楽しかったなぁ。
岡田准一君のLINELIVE観てくれたんですね、すいませんね、俺、なんか岡田准一君の横で居なくても大丈夫なんちゃうかな~って笑
(観客ウケる)
なんかも~ジャニーズファンに本当に申し訳ないなってなったんですけど、皆さん知ってます?
彼が来てくれてねぇ、3日前かな、一時間LINEで、ふたりでこう~あの~何てゆうんですか?あれ、セルフィーしながら動画を一時間やったんですけど一時間の間に、イイねってあるじゃないですか、4千万イイねってついたんですよ笑
凄くないですか?まったく俺のチカラ関係ないですけど笑
(観客ウケる)
そうそう、4千万イイねついてですね、これは何か、レコードだとか言って。
で、岡田君もこのプロジェクトをすっごく応援してくれていて、まぁすごい友人で、友人ってゆうか親友、なんかこう本当心の友ってゆうか。
で、あの今発売されてる雑誌でもね対談してますけど、
そうやってそうゆうキッカケで知ってくださって今ここに居て下さってるってゆうことは、多分その木に興味がね、湧いてくれてるからだと思いますし、そうゆう質問くださってるってゆうのもすでに、だんだんね、心の中にすでに植物が植わって来てるってゆうことかも・・・これも作戦通りに。
あのー岡田君にあやかってますけど笑
でも、それが目的なんです、そら植物園の。
はい、あのもう一個ね、あの~ちょっとすいません、一個の質問で十倍返しってゆう笑
(観客ウケる)
アレなんですけど、一番最初にそら植物園作って、
「植物で世界を変えよう」って僕は思ったんです、29歳の頃に。
「絶対に俺が変えてやる」って。
で、前にも同じような夢を見てくれる人がいて、「絶対せいじゅんこれから変えてくれる、この人は世界を変えるはずだ」ってずーっとそうゆう人たちに恵まれて、生きてる中で、そら植物園作った時に、
まだ誰も僕のこと知らないわけじゃないですか。
で、そんな時に頂いた一個目の仕事が、JR系のイベントであのー2011年東日本大震災が起きた後、一年後の2012年の春に、都内で一番最初に花見が出来る・・・おっきな桜を咲かして欲しいって依頼が、JR系の会社から、あの~相談を受けました。
で、阪神淡路大震災、僕も被災者のひとりとゆうか、おばあちゃんちが全壊したんですけど、あの~~経験してる方はここにも神戸の方おられるからね、他人事やと思えないじゃないですか、一回経験した人って、あの~他人事やと思ってないわけですよ。
で、僕も自分から何かやろうとゆうとことまでは、なかなか、元々やらないタイプなんですよ。
頼まれたら、自分が出来ること一生懸命やろうとスタンスでやってきた中で、これはJR系の企業が・・・震災直後はどんだけ頭のいい人もパニックになってた、何を??ったらいいか分からなくなった、それが一年間経って、だんだん自粛モードが解かれてきて、皆さん覚えてますよね?で、皆が色んな方法で被災地にメッセージを届ける、届けていくようなタイミングだった。
だからそれは被災地に手紙を送るとか、被災地にボランティアで行くとか、花を贈るとか、物資を送るとか色んな方法でメッセージを東北に送ってた中で今回のこの・・・その時の企画は、去年誰も花見が出来なかったから、桜の花を希望の花として見ずに寂しい思いで見たから、でもこれからは桜をちゃんと見上げよう、で、日本はひとつだぜってゆう応援してるってゆうのをやりましょうってことで依頼を受けて、やないじゅんこさんってゆう(人名、自信ないですがこう聞こえました)ディレクターとJR系の企業・・・で、何をしたかってゆうと、南は沖縄から北海道まで全国を旅して桜の枝を集めて、で、ひとつの植木鉢に咲かせるっていう、ちょっと写真が見えにくいかもしれないんですけど、後で見てください、一番最初のプロジェクト。
(パネルを指差す)
で、例えば広島県だったら原爆に耐えた、被ばく桜って広島市植物公園が管理してるんですよ。
で、その広島市植物公園が、
「そんな事ならこの枝を使ってください」って言って提供頂いたり、例えば世界遺産の銀閣寺さんのお庭の山桜、
「そんなんやったら使って」って言ってくれたり、あの牧野植物園ってゆう牧野富太郎が名付けた桜が高知県から頂いたり、そうゆう各県とか、各植物園から、大学とか美術館とか個人の方もおられます、お寺さんもありました、で、神社もありました、色んな所から日本中から桜の枝が集まって、それを、我が社の全員で開花調整をして本番のために開花になるように、毎日毎日、毎日毎日世話をして、で、咲かせることをする。
そしたらそれがまたビッグニュースになってね、まぁそれはやっぱり、今回ほどではないですけどでも~~、その、おはようニッポンが来たり、とくダネが来たり、newsZEROが来たり、日本中のニュースになった・・・あの~僕その時に初めてのプロジェクトやったんですよこれが、そら植物園としての。
で、そん時になんかその~こう思ったんです。
その時夢中やったし、「仕事を頂いて」いたから、仕事を頂いていたから、それに対して一生懸命応えた。
もちろん人の役に立ったらいいなってゆう気持ちは無くはないわけです、けど、ま、この年は復興デパートメントが開かれて沢山の人に交流を頂いてね、いいプロジェクトだったんですけど、なんか木の下に人が集まって、皆が思いひとつにして、メッセージを発信できる、植物を使ってメッセージを出せるってすごい可能性あるな~と思って、あの~ここらへんぐらいからちょっと僕のなんか、気持ちが変わって来てそれまでの間は
本当にちょっと複雑な家庭に生まれてきたのもあって、物凄いお金の苦労してきてたんです。
ものすごいお金の苦労してなんとか食うために、なんとか食うために植物を売って生計をたててたとゆうか。
やってたわけで・・・でもそれは皆さん一緒だと思うんですけど、
豆腐屋さんが豆腐売らないと食っていけないのと同じで、大工屋さんが家建てないと食っていけないのと一緒で僕も植物屋なんで。
ただ、それがあまりにも借金とか辛くって、そんな20代だったですけど、ず~っとそうやって自分が食べていくために一生懸命仕事をしてきて、で、2012年にそれがスタートして初めてこん時に、人の役に立てるってこうゆうことなのかなってゆうのが、30になってようやく何か、わかった、分かったってゆうか感じたんですよね。
で、それから何年か経ってずーっと歳を・・仕事をしていって仕事をしていく間に、こう思って来たんです。
去年ぐらいからかなぁ?去年一昨年ぐらいからか、ちょっと欲が出てきたとゆうか自分の気持ちが変わって来きて、その少しだけゆとりが出てきた、ゆとりってゆうかまぁ、オトナになったのかもしれないですけど。
去年ぐらいから欲が出てきて自分の仕事で世の中の役に立ちたいと思い始めたんですよ。
今までは自分のためにね、いや頼まれるからその人のために植物運ぶ、一生懸命運ぶってゆうのを繰り返してきた、それは間違いないことなんですけど、まぁ自分の仕事がもし世の中に何か例えば気づきを与えたりとか、大切なことを伝えたりとか、なんか役に立ったりとか出来たらいいなぁと思って。
僕がそこそこ稼いで、そこそこ良い事例をねそりゃあ超一流の企業とか超一流の団体とか、超一流の行政機関、あのまぁ行政機関とか政府とか???で~、ほどほどにはいくかもしれないじゃないですか。
で、ほどほどにいって、事業もそこそこに拡大していってみたいな、そんなこと考えてたら頭が腐るなと思ってたんですよ。
だからいったん今まで自分がやってきたことをもう一回見つめなおそうと思ったんですよ。
で、貯金とかしてたら邪魔やなと思ってだってあんだけ、どんだけつらい時でも食ってくためにやってた精神力忘れちゃいけないし、自分の話ですいませんね。
もう一個は、今日も命がけで木に登りましたけど、本当にこの枝から落ちたら死ぬ~ってゆうところでも生け花展のためにこの生け花展でこの木が咲かないと20万円入ってこないから、今月自分の給料払えねぇってゆう状態やったんですよ。
だから、だから怖くても木に登って木を切って集めてきて生け花展に収めてたんです、だからあの時の自分・・・から考えたら、3億円の借金なんか鼻くそみたいだなって。
鼻くそなんですよ!!
(ボリューム大)
鼻くそがしたウンコみたいなもんなんですよ。
だからそんなことはどうでもよくって常にもっと高く志があって、やっぱり大真面目に「お前がナンボのもんや」って言われるかもしれないけど世界の植物を・・・世界を植物で変えようって思ってるなら????ぐらいはせなあかんと思って
だから今回の??でもこれぐらいのことをしないとね。アカンって言ってね・・・ゆってるんですよ。
だから今回のことに関してもそうゆう風に、あの~
「神戸市から金もろてる」とか言われたんですけど、も~本当に逆なんだけどなぁと思いながら、あの~まぁ憶測が飛んだりは仕方ないぐらいのことでぜーんぶ受け止めて、あの~~ただ、もしこうやってね皆さん来てくれて皆さんこの木見て綺麗だなぁとか感じたなぁとか話聞いてて、植物ってゆうのは面白いかなぁとか、あの~~~こなんだなんかカップルがいて、男の子が
「この木かわいそうだよ」って。でも女の子が
「でも自分たちだって??てるじゃん」って・・・で、どっちが偽善かみたいな・・・どれが偽善なの?持ってきたやつが偽善なのか?
いやこんなんかわいそうだって言ってるやつが偽善なのか?ね、そうゆう議論ってふつう生まれないわけじゃないですか。
ニュース、世の中のニュースって暗いのいっぱい多いじゃないですか。
でもそうじゃなくてもっと大切なニュースってたくさんあると思うしだからまぁ自分は植物??なんで、植物のことをみんなに好きになってもらいたいし、そうゆう意味でね今回は、あの~~、こんだけ沢山の人が来てくれて神戸市の観光にも少しくらいは貢献できてるのかなーって思ったら、人のために役に立てたらな、と思った一回目の試みとしては、ほどほどの、あの~程ほどのとゆうかすごく嬉しく思ってます。



つづく。

by kobe-20171225 | 2017-12-12 15:48

レポート、覚書です


by kobe-20171225